いよいよ2023年(令和5年)の第95回選抜高等学校野球大会の開催が近づいてきました。
全36校が出場する今年の春の甲子園の優勝候補はどこなのか気になりますよね。
今年の選抜高校野球は順当に優勝候補の強豪校が勝ち進むのか、それともまだ無名のダークホース的な高校からスター選手が登場し活躍するのか、考えただけでもワクワクします。
今回は、一足先に2023年の春のセンバツ甲子園の出場高校の中から優勝高校の予想や、注目選手・注目高校をまとめて紹介していきますのでぜひチェックしてみてくださいね!
2023年の春の選抜高校野球の優勝候補予想は?
まず初めに最近の春の甲子園の優勝校の傾向を振り返り、優勝校を予想していきたいと思います。
過去6年の優勝校を振り返ってみると、
- 2018年 大阪桐蔭(大阪)
- 2019年 東邦(愛知)
- 2020年 新型コロナのため大会中止
- 2021年 東海大相模(神奈川)
- 2022年 大阪桐蔭(大阪)
以上のように、過去5年のうち2回を大阪の大阪桐蔭が優勝を勝ち取っています。
今年も例年通り大阪桐蔭などの近畿勢に優勝の可能性が高いのか、また他の地方の高校が優勝するのか結果が楽しみですね。
2023年の春の甲子園は例年より4校多い出場校36校や、大阪から大阪桐蔭と履正社の2つの強豪校が出場するなど、注目高校や注目選手が盛りだくさんです。
そこで、さらに詳しくリサーチをしてみることにしました。
春の甲子園の優勝候補は大阪桐蔭が有力?
2022年の秋に行われた明治神宮野球大会で優勝を果たし、大会史上初の連覇を達成していることは、チーム力が高いのは間違いないですよね。
春夏の甲子園通算72勝で、そのうち優勝が9回というのは圧倒的です。
昨年の春の甲子園を優勝した大阪桐蔭、夏は惜しくも負けてしまいましたが、個々人のポテンシャルも高く、特に1年時からエース格として活躍、世代No1左腕の呼び声高い前田投手を擁している点も注目しています。
さらに右投げの南投手も本格派であり、この2投手の存在は他校を圧倒できるのではないでしょうか。
控えの層も厚く戦力的にナンバーワンと思います。
⚾大阪桐蔭 練習試合を報道陣に公開⚾
関西学院に5対1で勝利。
エースの前田投手は昨日、京都国際を完封し、今日は登板がなかったものの、南陽人投手、平嶋投手のリレーで関学を1点に抑えました。
開会式では前田投手が優勝旗を返還します!#熱闘 pic.twitter.com/PRCOr3Vizs— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) March 8, 2023
また野球の勝ち方をほかの高校よりも知っている有利な点がありますよね。
常にトップレベルの選手を日本でも最高クラスの監督が育成しているため、常勝軍団として強さを維持できているという点からも優勝候補に一番近いのは大阪桐蔭といえるのではないでしょうか。
仙台育英も優勝候補?
昨年夏の甲子園覇者の仙台育英。
昨年夏の甲子園優勝メンバーが多数残っており、大舞台で結果を出した経験値は、保有する実力とともに、優勝を考えた時に最有力候補に挙がる重要な要素になると考えています。
投手も右左いますし、新戦力がこの冬で伸びていれば十分夏春連覇可能だと思います。
先発できる選手が3人いるので、連投しなくてもよくて投手に負担がかからないので有利に試合を進められそうです。
田中投手、仙台育英じゃなかったら注目のエース左腕級です…✍️
140キロの直球に詳細は書きませんが多彩な変化球…層の厚さに驚愕です👀‼️ pic.twitter.com/M4eO3cKtB0— 【公式】スポニチ高校野球2023 (@sponichi_kkbb) March 4, 2023
特に高橋煌稀投手・湯田統真投手・仁田陽翔投手といった安定した投手陣が魅力的ですね。
また投手、捕手のバッテリーが健在な点は大きな優勝に向けてのアドバンテージになると思います。
明治神宮大会では初戦の九州代表、沖縄尚学相手に9回4点差を逆転しサヨナラ勝ちし、続く本命大阪桐蔭にも負けはしましたが世代屈指の投手前田との対戦や横綱相手に引けを取らない試合巧者ぶりを発揮しました。
夏の優勝を経て経験と勢いを武器に優勝もあるのではと予想しました。
2023年春の選抜高校野球の注目選手は?
続いて、春の甲子園で活躍が期待される注目選手をみていきたいと思います。
上の優勝候補で紹介していた選手以外にも大勢の注目株が揃っているという感じですが、順番に紹介していきますね!
注目選手その1.大阪桐蔭の前田悠伍投手
まず注目したいのは、優勝候補でも紹介した大阪桐蔭の前田悠伍投手です。
大阪桐蔭という強大かつ膨大な部員数の中からエースの座を掴んだ投手は毎年変わらず注目してますが、近年でもこの前田投手は非常に楽しみです。
前田くんかわいい☺️
「選抜大会決勝で戦おう」 大阪桐蔭と履正社、大阪府庁を表敬訪問(朝日新聞デジタル) https://t.co/nOM7956RGw
— OL球児 (@OL81652188) March 1, 2023
昨年の夏の甲子園は、準々決勝の最終回に下関国際打線に連打をあびて敗戦投手となってしまった前田投手ですが、そこからどれだけ成長し、どれだけ素晴らしい投球が見れるのか期待しています。
実力ナンバーワン左腕といわれるだけあって、去年もエース格ではありましたが更なる進化に期待してしまいます。
ストレートの伸び、変化球のキレを去年よりグレードアップしている姿が早く見てみたいですね。
プロ入りも確実だと思うので、ラストの春の甲子園で大暴れして欲しいと期待しています。
注目選手その2.広陵高校の真鍋慧選手
真鍋選手は一年生の頃から注目されており神宮大会でもその実力に間違いなしという打撃でした。
長打力がこの世代ではナンバーワンなところが魅力で、甲子園での活躍がとても楽しみな選手です。
選抜大会で4度目の優勝をめざす広陵(広島)が今春最初の練習試合に臨み、倉敷工(岡山)に2連勝しました。
主力打者の真鍋慧選手が第2試合の九回途中から登板。無失点の投球で試合を締めました。この日の最速は139キロ。「投げるのは楽しいです」と笑顔でした。https://t.co/YMP44YWo6r #高校野球 pic.twitter.com/JSLKmRKCo9— 朝日新聞高校野球@大阪 (@asahi_o_yakyu) March 4, 2023
昨年の選抜時も一年生四天王の一人として注目されていました。
昨年見た限りではコンタクト力は目を見張るものがあるが、硬さがあり本来の力を発揮できていない印象でした。
高卒即プロ志望かは分かりませんが、ドラフト上位指名される為、またサクラの広陵と呼ばれる選抜に強い広陵の優勝の為、真鍋選手の打棒爆発がカギを握るでしょう。
注目選手その3.慶應義塾の清原勝児選手
元ジャイアンツの清原選手の息子さんである勝児選手は、慶應義塾高校のサードレギュラーとして神奈川県大会でも秋季関東大会でも活躍しました。
激戦の神奈川県大会でも打順こそ7番でしたが試合に出場していたため、今回の春の甲子園本番でも実際の打席に立つはずであり、大いに注目したいところです。
【 #高校野球 】 慶応・清原勝児 初の甲子園へ父・和博氏は「悔いなくやるのが一番」 https://t.co/YzAsZbBtLS #野球 #baseball pic.twitter.com/cNZE60ycnf
— スポーツ報知 (@SportsHochi) February 23, 2023
慶応高校というのびのびと野球が出来る環境にあるなかで、この好素材が甲子園の舞台でどこまで大きく成長できるか、将来の野球界を担っていく存在になれそうかという観点でも注目しています。
父の偉大さを生まれながらに背負い、多くのプレッシャーに耐えて今回の甲子園出場をレギュラーとして勝ち取ったマインドの強さには心から尊敬したいし打席をぜひ見てみたいものです。
マスコミのマークや国民の期待をプレッシャーに感じることなく、実力を発揮し、さらに有名になってほしいですね。
注目選手その4.履正社の増田壮選手
履正社という強豪校でエースで4番なのですから、ポテンシャルが非常に高いのは間違いありません。
#高校野球 先日見た履正社のエース左腕・増田壮投手、すごく球がのびる感じ。回転数が多いのかな。最速140キロ前半なのに”しゅしゅしゅしゅしゅ”って音鳴ってた。防球ネット無しでキャッチャーの近くに立つのちょっと怖いです。わたしの勉強のために近々もう1回見に行かせてもらうのだ。
— 喜岡 桜 / スポーツライター (@sakurakioka) March 7, 2023
大谷翔平選手のようなエースで4番の二刀流は活躍が期待できるだけでなく、見ていてとてもわくわくしてきます。
ぜひ大谷二世になってほしいです
注目選手その5.専大松戸高校の平野大地投手
専大松戸高校の平野大地投手は、ストレートの球速が最速150キロを超えるプロ野球のスカウトも注目する投手です。
専大松戸の平野大地選手を大舞台で見るの楽しみ!最速151㌔のストレートはもちろん、変化球もキレる。今冬にはフォークも練習してたみたいで武器になると面白い。高校から本格的に投手を始めたみたいやけど素質良いからすぐにモノにできたんやろな。まずはセンバツで結果残したい#センバツ#平野大地 pic.twitter.com/0a21Noieem
— ハイレボ@baseball (@hirevo_baseball) March 9, 2023
恵まれた体格を持ち、昨年秋の公式戦での奪三振数、防御率とも申し分ありません。
昨年秋は肋骨を痛めていましたが、現在は回復し、高校の監督も先発でいかせると明言していて、体調面での心配もなさそうで、活躍が期待できますね。
注目選手その6.仙台育英の高橋煌稀選手
183cmで大柄な体格。最高速度は147kmを投げる。
個人的に仙台育英の高橋くんは2023世代で1番好きな投手。動画は140km近くだけどそれ以上に伸びて見える。
対戦相手からしたら他にも湯田くんと仁田くんがいる中で対策が非常に困難。 https://t.co/wzKI5iglSw
— nekotora (@baseball_pen) February 13, 2023
球種はストレートのほかにカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークなどさまざまな球種を変幻自在に投げるのが強み。
抜群のコントロールを生かして甲子園に挑みます。
2023年春の選抜高校野球を沸かす注目校は?
2023年の春の選抜高校野球は、優勝してもおかしくない強豪校・有名校が多数出場するので、どこが優勝するのか予想するのが難しい一方、注目校同士の対決は多いに盛り上がり、観客を沸かせてくれることが予想されます。
今年の選抜高校野球の組み合わせ抽選会は、3月10日(金)に行われます。
それでは強豪校が多数出場する2023年の春の甲子園の強豪校からダークホースまで注目高校を見ていきたいと思います。
注目高校その1.東北高校
東北高校は宮城大会の決勝で、仙台育英高校に2-1で競り勝っていることからも注目しています。
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⚾東北高校(宮城県)
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なかでもハッブス大起投手と秋本羚冴投手の2枚看板の起用方法がうまくかみ合えば、上位進出も可能だと思います。
勢いそのままに優勝まであるのではないでしょうか。
注目高校その2.履正社高校
履正社を全国優勝まで導いた名将岡田監督から引き継いだ多田監督の全国初陣に注目しています。
強打のチームというイメージですが多田監督になりどんな特色のあるチームになるのか、采配にも期待しています。
成長途中のチームなので、大会を通して伸びていくことにも期待ができますね。
夏では見られない、甲子園での大阪桐蔭との対決が是非見てみたいです。
#第95回選抜高校野球大会 の #組み合わせ抽選会 が開かれました。4年ぶりに各校 #主将 が集まっての開催です。写真は談笑する #履正社 の #森沢拓海 主将(右)と #大阪桐蔭 の #前田悠伍 主将です。#センバツ #高校野球 #甲子園
写真特集→https://t.co/kPW0RKJ9X6 pic.twitter.com/VnomUdkeSk— 毎日新聞大阪写真部 (@maiosakashashin) March 10, 2023
四番キャッチャーという文字どおり攻守の要、坂根くんがどこまでコンディションを上げて迎えられるか。
正直、今年の戦績次第でスカウティングにも影響があると見ており、大阪桐蔭の天下から奪還できることを期待しています。
注目高校その3.慶應義塾
激戦区神奈川県の代表として出場した秋季高校野球関東大会では準決勝まで進み、今とても勢いのあるチームです。
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清原選手の息子さんである勝児選手が在籍しているため、大多数の国民が期待と注目をしている高校だと思います。
注目高校その4.専大松戸高校
高校屈指の右腕で最速151キロを投げるエースの平野選手、そのほか青野選手、渡邊選手ら複数の投手陣が揃っています。
今大会は、右の平野くん、左の前田くんですね。
専大松戸はピッチャーはプロも輩出するなど、投手力はいいのですが、打線が課題ですよね。ちょっと打てば、ベスト8はいけると思います。— Tomokitujidragon (@Tomokitujidrag1) March 12, 2023
攻撃面は2番の清水選手や6番の上迫田選手などここ1番の大舞台のチャンスに強い打者が揃っているところも注目です。
注目高校その5.報徳学園
3、4番を打つ堀選手と石野選手の打線が非常に強力なので、1、2番が出塁すれば得点の可能性が格段に上がると思います。
⚾センバツまであと7日⚾
報徳学園・山増達也くん。
ついにセンバツ初戦の相手が決まりましたね!
相手に負けじとこちらも足を使っていきたいところ。
センバツでの山増くんは2番かな?どの立ち位置でも、冬に磨いた走塁を活かしてくれるはず…!🙏#センバツ pic.twitter.com/RNJrl0MYrA— ふて (@fute_ufa) March 11, 2023
また、地元兵庫のために自宅や寮から会場に行けるため、地の利がよく平常心で臨めるのではないでしょうか
注目高校その6.大分商業高校
伝統校でつなぐ野球は健在で、商業高校らしい野球が期待できます。
現在の高校野球のレベルでこの高校がどこまでやれるのかという観点でも注目ですね。
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⚾大分商業高校(大分県)
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大分県では明豊高校という全国レベルの強豪高校がある中での出場ですので、その意味でもどこまでやれるか着目しています。
注目高校その7.沖縄尚学
沖縄尚学が9年ぶりに春の甲子園出場ということで、とても期待値が高まっています。
チームとしてはずば抜けた選手はいないですが、チーム力、泥臭いプレー、頭脳を使って勝ち進んでもらいたいと思っています。
春はセンバツから🤗
第95回記念選抜高校野球大会
本日紹介出場校は九州地区代表沖縄の沖縄尚学高校です🤗昨年秋の沖縄大会優勝九州地区大会優勝の古豪の強豪校です‼️沖縄九州大会では興南明豊海星長崎日大と強豪校を撃破する強打見物‼️春は沖縄県勢初の優勝2回‼️3回目優勝目指しガンバレ🤗
沖縄尚学🏟️ pic.twitter.com/PcVmkaqhBj— きいろ@MZDAO(#えむぞーだおコミュニティ) (@XQISlB28VEIuAMK) March 12, 2023
地元沖縄では、春の優勝旗をまた沖縄に持ち帰ってきて欲しい思いの方も多いのではないでしょか。
注目高校その8.広陵高校
広陵高校は甲子園出場の常連校で、本気で全国制覇が目指せるチームといえます。
出場選手の数名が昨年の選抜を経験して、今回はより高い目標を有してチーム内のモチベーションも高い点は大いに注目です。
\\ ✨目指せ日本一✨広陵高校⚾️//
春のセンバツに出場する野球部の激励会を行いました。
選手の皆さん、出場おめでとうございます😀
春の広陵旋風を巻き起こし、優勝旗を広島に🏆
フォロワーの皆さん、広陵の選手に熱い声援を👏#甲子園#センバツ#広陵高校#開幕は3月18日 pic.twitter.com/2OxOL23AzS
— 広島県 (@hiroshima_pref) March 8, 2023
投手陣は防御率が0点台の倉重投手はサウスポーで打者に鋭く食い込む球筋を有しておりなかなか攻略できないと考えます。
また打者では高打率を誇る俊足のトップバッター田上選手や広陵のボンズこと真鍋選手はプロも注目するスラッガーであり、広陵高校には複数の有望なタレントが多くいるのも強みです。
以上の点から今回の選抜高校野球での注目校と考えます。
まとめ
今回は2023年の春の甲子園の注目高校や選手、優勝予想について紹介してきました。
高校野球は注目を浴びていた優勝候補の名門校が、思わぬ番狂わせで敗退してしまうこともあるのがドラマになるところだと思います。
2023年の春の選抜高校野球は、優勝候補に名前の上がっている名門校が優勝するのか、それとも意外なまったくノーマークのダークホース的な穴場高校が勝ち進むのか、分からないところがまた楽しみでも有りますよね。
何が起こるかわからない春の甲子園。球児たちの熱戦に期待しましょう!!
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