京都で河津桜をみることができる場所としては伏見の淀水路の河津桜が有名ですが、京都市内の中心部からは少し距離がありますよね。
観光で京都を訪れた時に行きやすい京都市内の中心部で河津桜を見ることができるスポットとしては、一条戻橋の河津桜があります。
今回は京都駅から地下鉄やバスで30分程で行くことのできる一条戻橋の場所やアクセスを紹介していきたいと思います。
京都一条戻橋への行き方は?
今年は暖冬の影響か普段より大幅に早い2月の上旬に開花し始めた花がありましたが、中旬以降いったん寒くなったのでそのまま満開になるということはありませんでした。
ところが3月に入ってから急に暖かくなったので一気に満開を迎えています!
例年なら3月中旬から下旬にかけて見頃を迎える一条戻橋の河津桜も今年は暖冬のせいか3月上旬の今、既に満開の見頃を迎えているということなんですね。
一条戻橋、
河津桜が朗らかに咲いてました。
道行く人たちも足を止めて、眺めたり、撮ったり。 pic.twitter.com/CQBmGJYlPv— たびかお (@tabi_kao) 2016年3月6日
京都一条戻橋の場所とアクセスは?
場所:
京都市上京区堀川下之町
アクセス:
市バス9系統一条戻橋・晴明神社前バス停下車徒歩すぐ
地下鉄:地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩15分
JR京都駅からバス、地下鉄ともに30分位でつくのですが、バスは歩く距離が短いけど渋滞によっては時間がよめないし、地下鉄は時間は読めますが徒歩で15分ほど歩くので歩く距離か時間かによってバスか地下鉄かを選択するといいと思います。
京都一条戻橋の伝説とは?
河津桜の本数では伏見の淀水路に負けてしまう一条戻橋ですが、さすが京都市内の中心部にあるということで、歴史的な伝説や周辺には歴史スポットもあるので観光にはピッタリですね。
一条戻橋にはとても歴史があり、794年の平安京が作られる時に堀川にかけられ、都の内と外をわける橋でもあります。
そのことからこの世とあの世の境にかけられたという意味ももっていて、戻橋の名前の由来として、『撰集抄』巻七で漢学者三善清行の葬列がこの橋を渡った時、子の浄蔵が棺にすがって祈ると父清行が生き返ったということから「戻橋」という名前がついたということです。
他にも伝説がいろいろあります。
豊臣秀吉が千利休を処刑した時に首をさらした場所であるとか、第二次世界対戦の時に戦争に行った家族が戻るようにと祈りながら渡ったとも言われています。
河津桜を見るだけでなくいろいろな歴史を思い浮かべながら鑑賞するのもいいですね。
現在は嫁に出た娘が戻ってこないようにと嫁入り前の娘や家族は渡ってはいけないと言われています。
一条戻橋の周辺スポット
ちなみに現在かけられている一条戻橋は1995年にかけ直されたものです。
戻橋から徒歩3分の清明神社に以前かかっていた橋の実際の一部を使ったミニチュアがあるのでこちらにもぜひ行かれることをおすすめします。
まとめ
例年より早く今が満開の一条戻橋の河津桜。
京都市内の中心スポットなので観光におすすめです。
4月に入ってから見ることのできるソメイヨシノと違って派手さはありませんが、濃いピンクの鮮やかさがとてもきれいで個人的にはソメイヨシノに負けてないと思います。
一条戻橋の近くには紹介した晴明神社の他にも、南に少し歩くとNHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公白岡あさのモデル、広岡浅子の生誕地の看板もあります。
現在はホテルルビノ京都白川が建っているんですね。
歴史的なスポットをめぐりながら見ることのできる一条戻橋の河津桜、ぜひ満開のうちに訪れて下さいね!
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