立候補の表明から約2年をかけて行われるアメリカ大統領選挙ですが、2016年の本選挙もいよいよ近づいてきて、ついにアメリカ大統領が決定しますね。
予備選挙をそれぞれ勝ち抜いてきた民主党のヒラリー・クリントンと共和党のドナルド・トランプのそれぞれの候補者は、どちらも政策でというよりはスキャンダルや暴言で注目を集めていますね。
それでいいのかという思いもありますが、やはりワイドショー的なネタに興味をひかれてしまうアメリカ大統領選ですが、結果は日本時間のいつ判明するのでしょうか。
今回は、2016年のアメリカ大統領選挙の決定する日本時間の日程や、それぞれの候補の最新支持率や世論調査の結果も紹介してみたいと思います。
アメリカ大統領選結果判明は日本時間のいつ?
次期アメリカ大統領に誰が決定するのかを決める「一般有権者による投票および開票」の投票日は11月の第1月曜日の翌日と決められています。
したがって今回のアメリカ大統領選挙のアメリカと日本での時間は次のようになります。
- 2016年アメリカ合衆国大統領選挙
- 2016年11月8日(火)【アメリカ時間】
- 2016年11月9日(水)【日本時間】
ちなみに上記の11月8日(日本時間11月9日)に行われる一般有権者による投票というのは、大統領を直接投票するわけではなく、あらかじめどちらの大統領候補者に投票するかを表明している選挙人に投票することになります。
なので公式には大統領は、12月に行われる選挙人の投票によって選出されるのですが、先ほども触れたように選挙人はどちらの候補に投票するかをすでに表明しているので、実質的には11月8日(日本時間11月9日)の選挙で結果は決定するのです。
あれ、大統領選って11月8日に有権者投票があって決まるわけじゃないんだっけ。12月19日に選挙人?開票が1月6日?来年の1月にならないとわからない?
— うさぼう (@usabo_tweet) 2016年11月3日
アメリカ時間で11月8日に行われる一般有権者による投票は州ごとに行われ、早い州では日本時間の9日の朝8時から開票が始まり、午前11時にはニューヨーク州での開票が始まります。
ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の得票数に大差があれば、11月9日の午後2時前後には当確がでているのかもしれませんが、接戦の場合には11月9日夜まで当選者の決定には時間がかかってしまうかもしれませんね。
出口調査の結果によっても当確の時間が前後する可能性もあるので要チェックです。
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両候補の最新支持率や世論調査も紹介!
これまでに行われた米大統領選のテレビ討論会を通じて、一時期は民主党のヒラリー・クリントン候補が優勢だと伝えられていましたが、投票日を間近に迎えドナルド・トランプ候補がかなりの追い上げを見せているというニュースが入ってきました。
その追い上げは、ヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に、私用のメールアドレスを公務に使っていた問題を、FBIが捜査を再開したということがきっかけになっています。
そしてなんとワシントン・ポスト紙とABCテレビが行った世論調査の最新の支持率では、ドナルド・トランプ氏の支持率がヒラリー・クリントン氏の支持率を逆転して上回ったという結果が出ています。
今もCNN(ヒラリー支持を表明)でやってるけど、小ブッシュVSオバマを軽々と超える史上最低の大統領選…トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率1ポイント差 https://t.co/GmowHhLRhx pic.twitter.com/6XLVof0Kfp
— suizou (@suizou) 2016年10月31日
ただトランプ氏の支持率が46%、クリントン氏の支持率が45%とその差は1%ということで誤差の範囲ともいえますね。
どちらにしても投票結果は混戦になることは間違い無しで、トランプ氏が立候補した時には冗談と思われていた暴言だらけのアメリカ大統領が誕生する可能性もないとは言えなくなってきましたね。
まとめ
今回は、アメリカ大統領選挙の結果が判明するのは日本時間のいつなのかや、最新調査と支持率についてみてきましたがいかがだったでしょうか。
ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの両候補は嫌われ者対決とも言われていましたが、消去法で選んでもヒラリー・クリントン候補が選ばれるものと思っていた方も多いと思います。
ところがイギリスのEU脱退の例もあるように、最新の支持率をみてみるとドナルド・トランプが大統領になる可能性も十分現実にありえることなんですね。
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