ついに2019年の春の選抜高校野球大会の出場校全32校の組み合わせが決定しました!
2018年の選抜高校野球大会は、大阪桐蔭と智弁和歌山の決勝戦で、5対2で大阪桐蔭が優勝を勝ち取り史上3校目となる春の選抜連覇を達成したのも記憶に新しいですね。
2019年も気づけば、あっというまに春の甲子園の開会式がやってきそうです。
今年もやはり強豪校が勝ち進むのか、それともまだ無名の高校からスター選手が登場するのか、考えただけでもワクワクしますね!
今回は、一足先に2019年春の甲子園の出場高校の中から優勝校予想や注目選手をまとめて挙げていきますのでぜひチェックしてみてください!
2019年春の甲子園の優勝予想は?
まず初めに最近の春の甲子園の優勝校の傾向を振り返り、優勝校を予想していきたいと思います。
去年の優勝校の大阪桐蔭は、5対2で智弁和歌山に勝利しています。
過去5年の優勝校を振り返ってみると、
- 2018年 大阪桐蔭(大阪)
- 2017年 大阪桐蔭(大阪)
- 2016年 智弁学園(奈良県)
- 2015年 敦賀気比(福井県)
- 2014年 龍谷大平安(京都府)
以上のように、2014年、2016年、2017年、2018年と過去5年に4回近畿地方の高校が優勝し、またそのうち2回を大阪の大阪桐蔭が優勝を勝ち取っています。
今年も例年通り近畿勢に優勝の可能性が高いのか、また他の地方の高校が優勝するのか結果が楽しみですね。
2019年の春の甲子園は、甲子園初優勝をめざす星稜や、惜しくも昨年決勝戦で敗れ準優勝となった智弁和歌山、大阪代表を勝ち取った履正社など、注目高校や注目選手が盛りだくさんです。
そこで、さらに詳しくリサーチをしてみることにしました。
優勝候補は星稜高校が有力?
平成最後の春の選抜大会で優勝すると注目を集めるチームは、石川県代表の星稜高校です。
理由として去年の春夏のメンバーも多く残っていて、近年は北陸勢が強いのでそろそろ星稜にも優勝してほしいからという声も聞かれます。
秋の明治神宮大会では惜しくも準優勝だったので、その悔しさをバネに厳しい練習に取り組んできたのではないでしょうか。
優勝候補の最も大きな理由として挙げられるのはエース奥川投手の存在です。
ストレートはもちろんですが、変化球の精度とコンビネーションで2年生ながら2018年のU18代表にも選ばれています。
やはり、高校野球は、ピッチャーということで去年からのエースがおり、なかなか奥川投手から打つことができないのではないでしょうか。
キャッチャーの瀬川選手も小学校から奥川投手とのバッテリーを組んでおり、息もぴったりだと思います。
また、奥川投手以外にも左の林投手など、昨年夏から公式戦から登板してる投手がいるのも心強いですよね。
打線も東海林選手、内山選手など、能力の高い打者が揃っており、間違いなく優勝できる力を持っていると思います。
星稜と言えば、負けた試合ばかりクローズアップされてるので今年こそはぜひ優勝してほしいという声も聞かれます。
甲子園経験豊富な奥川投手が一冬越えてさらにレベルアップした力を存分に発揮出来れば、総合力の高い野手陣とともに優勝に近づいていけるでしょう。
他にも優勝候補のせめぎ合いも!
他にも長打を得意とする前川選手の津田学園、野村の山梨学院やもちろん履正社など、優勝候補の争いはどこが勝っても不思議ではありません。
過酷な練習で鍛えぬいたライバル同士の熱いせめぎ合い。これが甲子園の最大の見どころですね!
2019年春の甲子園の注目選手は?
続いて、春の甲子園で活躍が期待される注目選手をみていきたいと思います。
上で紹介していた選手以外にも大勢の注目株が揃っているという感じですが、順番に紹介していきますね!
注目選手その1.星稜高校の奥川恭伸投手
まず初めに注目するのは星稜高校の奥川恭伸投手です。
センバツ開幕まで1週間。
今日は星稜が昨夏甲子園ベスト8の近江と練習試合。
対戦は昨年のセンバツ以来。
星稜の奥川投手と近江の林投手が今日も投げ合っています!#高校野球#熱闘#センバツ pic.twitter.com/Q5HwtWgkFv— 熱闘甲子園 (@nettoh_koshien) 2019年3月16日
星稜の奥川投手は昨年の夏の大会からエースとして出場しておりその時は、済美戦の途中降板という残念な結果になりました。
ところが150キロ以上のストレートで球も重く、伸びも素晴らしくどのチームが打ち崩すのだろうと注目しています。
持ち味は150キロを超えるストレートですが、それだけではなく130キロ前後のフォークボールやスライダーも武器で、活躍を楽しみにしています。
ドラフト候補で、スター性もあり、個人的には世代ナンバーワン右腕だと思っています。
注目選手その2.東邦高校の石川昂弥選手
次に紹介するのは東邦高校の石川昂弥選手です。
東邦・石川投打で存在感、チームは好投手打てず課題 https://t.co/UTWyjpBPmc
— 高校野球ニュース (@Kokoyakyu_News) 2019年3月12日
愛知県代表東邦高校の石川昂弥選手は、昨年春のセンバツでも注目されながらノーヒットに終わってしまいました。
しかし今年こそはと更に注目度も上がり、能力も上がっている選手です。
優勝候補の一角としてあげられる東邦高校ですが、石川君の活躍次第で優勝できる力を持っているチームだと思います。
強肩強打の大型内野手として東邦高校の三塁を守ります。
ショートも守れる器用さをもち、打席に立てば長打も期待できるポイントゲッターとして打線の核となっています。
もっと有名でもおかしくない選手なので注目しています。
注目選手その3.横浜高校の及川雅貴投手
横浜高校の及川雅貴投手は、昨年から注目されていた左腕で、このセンバツにはギリギリ滑り込むことが出来ました。
横浜エース及川、自分を超える「対策されてもそれ以上のピッチングを」(スポーツ報知) https://t.co/9HuJilP2zO
— ゆず@横浜高校野球情報のまとめ (@yokoko2018natu) 2019年3月15日
横浜高校の及川雅貴投手はMAX153キロの速球をなげる左腕であり、昨秋の関東大会でベスト8どまりで選抜が危ぶまれていましたが、最後の1枠で選出されました。
その運ももっているので、この冬に成長した及川選手の活躍に注目したいと思います。
2019年春の甲子園を沸かす注目校は?
2019年の春の選抜高校野球は、優勝してもおかしくない強豪校・有名校が多数出場するので、どこが優勝するのか予想するのが難しい一方、注目校同士の対決は多いに盛り上がり、観客を沸かせてくれることが予想されます。
2019年の選抜高校野球の組み合わせ抽選会は、3月15日(金)に毎日新聞大阪本社で行われ、気になる昨年準優勝だった智弁和歌山は、大会6日目に熊本代表の熊本西と対戦します。
それでは強豪校が多数出場する2019年の春の甲子園の注目校を見ていきたいと思います。
注目高校その1.八戸学院光星高校
青森県の八戸学院光星高校は、安定したエース後藤投手と、総合力の高さで注目を集めています。
去年の神宮大会では残念ながら準決勝で9対6で敗れはしたものの、打線が1番から9番までそつなく打てるので甲子園の舞台で、一人の力に頼ることなく全員で得点を取りに行けるので、勝てる確率が高いと思います。
神宮大会でも見せてくれた総合力の高さ、特に打力に関しては出場校の中でもトップクラスになるのではないでしょうか。
投手陣の出来次第では、十分優勝も狙っていけると思います。
注目高校その2.米子東高校
鳥取県の米子東高校は、県内有数の進学校で部員数16名ですが、21世紀枠ではなく中国大会準優勝と実力で選出された高校です。
練習時間も一般的な高校に比べると非常に短い、というところも特色の1つではないでしょうか。
短い時間で、一人一人がその日のタイムスケジュールを設定して、それに沿った練習、日常生活をしている、というところも魅力的で、注目しています。
去年の秋季中国大会でも、公立高校で頑張っており、4番バッターがよく打つイメージです。
ピッチャーも粘り強く投げる印象なので、投打揃っていると思います。
注目高校その3.山梨学院
山梨県の山梨学院もダークホース的な存在として注目を集めています。
特に吉田監督の春の選抜甲子園での戦績は9勝2敗で、何と勝率が8割を越えているところも気になりますね。
山梨のデスパイネと言われる、今秋のドラフト候補の野村選手の一発に、期待をしています。
左腕の駒井選手が順調に伸びていて、吉田監督の采配がはまれば、充分頂点を狙えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は2019年の春の甲子園の注目高校や選手、優勝予想についてお話してきました。
高校野球は注目を浴びていた優勝候補の名門校が、思わぬ番狂わせで敗退してしまうこともあるところがドラマになるところだと思います。
2019年の選抜高校野球は、優勝候補に名前の上がっている名門校が優勝するのか、それとも意外なまったくノーマークの穴場高校が勝ち進むのか、分からないところがまた楽しみでも有りますよね。
何が起こるかわからない春の甲子園。球児たちの熱戦に期待しましょう!!
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